wondermoony’s diary

日々思うことや好きなことを生意気に綴っていきます。

進むためには「頑固さ」が不可欠

「ガンコな人、人の意見を聞かない人は成長しない」といういわれがある。

ここでいうガンコとは、

「自分の考えだけに固執して、客観的に物事を見ることができないため、

 新しいものを自分の中に取り入れようとせず、

 これまでの成功体験をずるずると引きずって生きる」ことを指す。

このような人の成長が遅いことは想像できる。

 

しかし、人の成長には

別の意味での「頑固さ」が必要だと考える。

 

その別の意味とは、

「自分の言動に常に根拠を持ち、その結果起きたことに必ず責任を持つ」

という“頑固さ”である。

 

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どんなに尊敬する人にしても、説得力のある人にしても

話を聞いていて「それ、おかしくない?」と思う部分があるだろう。

その人を尊敬するあまり、気づかなかったり

「それはそれで正しいのか」と思い込んでしまったり

することもあるだろうけれども、

少し違和感は感じるはずだ。

 

それはなぜかというと、

誰一人として自分の価値観とピッタリ一致する人はいないから。

尊敬する人を何をもって尊敬しているかといえば、

自分が尊敬できるその人の一部分だけを見て切り取っているだけ。

逆にそれ以外の部分は見えにくくなるのだ。

 

モテるヤンキーと原理は一緒だ。

Aという女性にはめちゃくちゃ優しくするけど、

それ以外の人には、気に食わなければ暴言を吐いたり時には暴力をふるったりする。

Aの視点からすれば、このヤンキーはただ「私に優しい人」であって、

ほかの人に暴言を吐くことなど気にしていなくて

むしろ「人付き合いにメリハリがあって好き」と思ってしまうという始末。

 

これは極端な例であり、

そしてこの原理にはまる人を批判するつもりはない。

なぜなら、私自身もはまっているし、

何なら、この世の全員がはまっているからだ。

 

あなたの愛する人は、何もかもが完璧ですか?

欠点すらも受け入れてこその「愛」だと思いませんか?

 

誰の言動にも違和感を覚えるのはよくあることで、

それに対して批判するのか、器を大きくして認めてあげるのか、

それを自分で選んでいくだけなのだ。

ーーーーーーーーーーーーーー参考ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

では、逆に人に違和感を抱かれ、

時には「その考え方間違ってるよ」と指摘されるなか、

それを変えようとしない人は、何なのか。

 

そこには“頑固さ”がある。

そしてその頑固さは、冒頭で記した「ガンコさ」とは異なる。

 

この“頑固さ”には、

・自分の考え方が正しいと思っている

・なぜ正しいと思うのか、その根拠を示すことができる

・人の批判は、あって当たり前と思っているため気にしていない

という要素がある。

 

そして頑固さをもって行動できるようにするには、

・世の中で正しいとされているものと自分の考えが違ったときに

 世の中的になぜ正しいのか、自分はなぜ正しいと思うのかを整理すること

・そこでどっちが正しいかを判断し、実際に行動に移す

・批判されたときの自分なりの対処法

 (ブログに書いて発散する、その場では謝っておいて基本は無視する、

  逆にその人のことは認めてあげて裸の王様に仕立て上げる

  などなど、方法は自分の成長につながるものや悪質なものまで様々…)

 を決めておいて、批判に心を奪われないように意識する

これらを日ごろから行っていけばいい。

 

 

最後に「飲み会」を例に、成長する人・しない人を選別しておく。

 

①飲み会が好きで、「いろんな人の話を聞ける」という意義を感じているため、 

 多少の出費は気にせず参加し、不満を漏らさない

 →〇 成長する (∵自分の行動に自信があり、責任も自分で持っている)

 

②飲み会は好きだが、理由は「楽しいしなんとなく好き」という曖昧なもの。

 あとになって「出費がかさむし、愚痴が多くて嫌なんだよね」と発言し、

 毎回嫌な顔をしながら、上司の顔色をうかがって参加は絶対する。

 →✖ 成長しない (∵自分の意思に反した行動を自分の意思で行っている)

 

③飲み会は嫌いで、理由は「愚痴ばかりで嫌な気分になるし出費もかさむ」。

 しかし、誘われたら断ることができず、毎回しぶしぶ参加。

 こんな自分に普段から嫌気がさしている。

 →△ あと一歩 (∵飲み会が嫌いな理由は明確。

           あとは嫌われたらどうしようという考えを捨て、

           断るという行動に移すだけ)

 

④飲み会は嫌い。「愚痴が多く生産性がないし、

 前向きな人と未来の話をするのであれば行きたいが…」という理由。

 普段から誘われても何かと理由をつけて断り、そもそも誘われないように

 意識して行動している。「付き合い悪い」と批判されてもお構いなし。

 しかし自分の好きな人に対してはむしろ自分から飲み会に誘い、

 自分たちの未来の話、明るく生産性のある話をする。

 「結局俺らと飲みたくないんじゃん」という意見も当然スルー。

 →〇 成長する (∵自分の言動に根拠があり、実行に移せている。

           周りの批判はものともせず、自分を貫いている)

 

ちなみに、この理論さえも批判的に見て、

「私だったらこうするけどな」と思えた人。

この人も「〇 成長する人だ。

ぜひこのブログを有効活用してほしい。