wondermoony’s diary

日々思うことや好きなことを生意気に綴っていきます。

油断したら殺される体育会系社会

 

第一章~希望~

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社会人1年目、

希望に満ち溢れていた。

 

やりたいことを仕事にできるうえに

大学時代の仕送り以上の給料がもらえる。

 

仕事もプライベートも

充実した未来が見えていた。

 

そして実際、

楽しい日々が続いた。

 

 

…入社半年となり、独り立ちするまでは。

 

 第二章~変化~

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独り立ちをすると同時に

新人の「お客様扱い」は終わりを告げる。

 

会社の一員として

責任を持った行動が求められるようになる。

 

その厳しさに対する覚悟は正直なところ無く、

何度も注意された。

その道のプロであることが当たり前であるかのように。

 

きつかった。

しかし、それが社会人。

早く仕事を覚えて

迷惑をかけず、貢献ができるようにと

なんでも上司の言うことを吸収しようとがんばった。

 

しかし、それが裏目に出ることになる。

 

私の真面目っぷりは

自分で言うのもなんだが、かなりのものだった。

 

まずは、言われたことをしっかりこなす。

慣れてきたら、なぜ言われているのかを理解しようと考える。

そして、最終的に

自分なりのプラスアルファを見出し、

会社に新たな利益を与えられるようになる。

 

この段階を意識し、

1年目はまず第一段階として

「吸収」を念頭に頑張る。

 

ここで、不覚。

学ぶべき人の選別を怠っていた。

 

しかし、会社の顔として働く先輩方は

新人の自分からは

完璧な存在に見えていて

誰が仕事ができないとか、

そんなことは判別する余地がなかった。

 

そして、運の悪いことに

私の指導役は

かなりのクズ人間だった。

 

第三章~奈落~

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パワハラモラハラは当たり前。

理不尽な要求をつきつけては

不急の仕事を優先させる。

 

気にくわないことがあると

フロア全体に聞こえる声で怒鳴り散らす。

 

このとき、部署内の新人は私一人。

標的とされ、毎日のように怒鳴られた。

 

さらに、

個人的にフロアの外に呼び出され

タイマンでのいびりも数え切れず。

 

集団心理も利用してきた。

 

そいつは

自分だけが悪者ではないことを正当化すべく、

部下(私の上司でもある)を数人従えて、

時には上の人間も味方につけて

多方面から私の間違いの重大さを指摘してきた。

 

私は、当然間違ってしまってはいるので、

謝るほかない。

それで済めばいいのだが、

攻撃は止まない。

 

誇張しているのか、本当に重大なミスなのか、

そのときの私には分からなかった。

 

深い自責の念を植え付けるほど、

執拗な叱責。

私は耐えられなかった。

 

それが原因かはいまだにわからないが、

小中高と皆勤だった私が

高熱をあげて約1週間の休養。

 

確かに会社でのストレスは感じていた。

 

心身ともにズタズタにされた私は

運よく?異動を宣告される。

 

私が前部署で担当した案件は

引継ぎ書類に詳細を記載しなければいけなかったが、

それについてもイビりは続いた。

 

かつての上司の引継ぎ書類を真似て

さらに細かい情報を追加したが

そこにも自分の都合で言いがかりをつける。

 

「○○と書かないと、誤解を招くだろ!」

「少しは考えて仕事しろ!」

「こんなことに時間使わせるな!」

「俺だって忙しいんだよ!分かってんのか!なめんなよ!」

 

異動後にかかってきた電話に

呆れたあの日は忘れない。

 

…お前が一番自分よがりじゃねえか。

 

そう思ったのが最後、

私はその時からそいつを見下しはじめた。

 

クズだと気づくまでに費やした期間は

1年。

 

それまで、従順に働いてきた時間が

すべて無駄だったように感じた。

 

いまは逆に

教訓、反面教師として

私の生きる指針となっているので

かなり貴重な体験だったと思えるが、

イビりを受けていた時期は

そんなことは思える余裕がなかった。

 

嫌だけど自分の責任を考えてみる

 

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とはいえ、

私の方にももちろん原因はある。

 

そもそもミスをするから言われる。

 

上司の気に障らないような

立ち振る舞いができていなかった。

 

人に気に入られるように

意識して行動しようとしていなかった。

 

このように

出そうと思えばいくらでも出てくる。

 

新人時代に培った

「自分を責める力」があるから。

 

ただ、

これを解決する術はないのだと

あるタイミングで分かった。

 

解決というのは

厳密に言うと

「私の行動や考え方を根本から変える」

というやりかたのこと。

 

それをやろうとすると

私のこれまでの人生を

自分自身で否定することになる。

 

成功も失敗も

すべて自分を信じた結果でなければ

成長はないと思っている。

 

目先の成功のために

個性に妥協したくない。

すべきではないと思う。

 

そうしてしまえば、

また「同じこと」が起きてしまうから。

 

従順なのをいいことに漬け込み、

私を利用しようとするあいつらに

殺されてしまう。

 

自分を貫き通すことは

生き残るために

当然の防衛本能だ。

 

誰かに文句を言われる筋合いはない。

 

意識すべきこと

 

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では、どのように考えて生きるべきか。

 

私が実際にやっている考え方を

参考までに記しておく。

※わりと尖っているので

 真似しづらいかもしれないが

 それについては申し訳ないです…。

 

「嫌われない方法を探して忖度する」のではなく、「自分のやり方で文句を言われない方法を探す」

 

人の考えを汲み取ろうとしたところで

100%理解することは

不可能だと気づいたので、

それは一切やろうと思っていない。

 

むしろ

自分らしく生きる前提で

納得いかせる方法を探った方が

よっぽど双方にメリットがあっていい。

 

人に理解させることが難しければ

最低限、長期的にみて人のためになる方法を

探るべきだ。

 

人が私に文句をつけるのは「その人が不幸だから」と考える

 

幸せな人なら

人を傷つけるような行動はしない。

 

不幸という自覚なしに

無意識に文句をつける人に対しても

自覚がないのだから

こちらが気にする必要はない。

時間が無駄なだけ。

 

 

自分の世界に浸りこみ、他を寄せ付けないようにする

 

 

自分に不利益を与える相手との会話は

精神と時間を消耗するだけの時間。

 

あえて学びのためにと思って向き合う以外は

なるべく避けるのが無難。

 

好きな人とだけつるむのが

「ぬるま湯」と非難するひともいるだろうが、

それは相手が決めることではない。

 

自分がぬるま湯と感じてはじめて

苦手な人とかかわるようにシフトすればいい。

他人が勝手に決めんじゃねえ。

 

まとめ

 

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結論はいつもだいたい一緒だが、

結局、自分が生きたいように生きた奴が

幸せを勝ち取るのだ。

 

そのために動き出す勇気が必要と

感じがちだが、そうではない。

 

窮地に追いつめられれば

自然と進むべき道に進むのが人間。

 

まだ動き出せない人は

動くべき「時」が来ていないだけなのだ。

 

「体は動かない、でも気持ちは動きたい」という人。

…多少無理をしてでも、強制的に環境を変えるべきです。

 

環境が変われば、体は動きます。

私は体が勝手に動いたタイプだが、

部署異動で環境も変わっている。

結果、考え方も真逆になった。

 

だから、確信がもてる。

何も考えず、

嫌いな人をさらっと裏切りましょう♪