「人に何かして“ほしい”」スタンスでは、うまくいかない。
「人に何かして“あげたい”」スタンスだと、うまくいく。
人には必ず、“我”がある。
モテたい、野球がうまくなりたい、日本一周したい、などなど…様々。
これらの“我”は、
①自分のために、自分がしたい
②自分のために、人からしてほしい
③人のために、人が勝手にしてほしい
④人のために、自分がしてあげたい
この4つに分けられるだろう。
①これはストイックなスタンス。
己を磨き、高めていきたいという意志の表れだろう。
その先には、結果的に評価を求めているとしても、
自分で解決しようとする姿勢には、成功する未来が見える。
例)知見を広げるために、いろんなセミナーに参加する。
タイムを縮めるため、走り込みをする。
②これは最悪。
人への影響、デメリットを全く考えていない。
いわゆる「ジコチュー」で、人が離れていく。
例)レベルの高い女性と付き合いたいので、紹介してもらう。
会社の売上のため、メリットの少ない商品を押し売りする。
③敬遠するスタイル。
自分には関係なく、勝手にやっててほしいという気持ち。
ただ、口出しをしなければ誰も傷つけることはないので、
自分に利益がなければ、このスタイルもアリ。
例)誰が当選しても一緒だと思い、選挙に行かない。
楽しいと思えないコミュニティから離脱する。
④これができれば、かなり素晴らしい人格。
自分のなかでは、自己中心的だと思っているのだが、
他の人からは「人のために動ける献身的な人」と評価される。
人の評価を気にしない人でも、知らぬ間に好感度が上がる。
例)歌を歌いたいので、彼女の好きな歌手の歌を練習して、誕生日に披露する。
地元のお菓子の美味しさを伝えたいので、お世話になっている人に贈る。
なにか行動を起こそうと思っているとき、
また、現在進行形で起こしている行動について、
この4つのどれに当てはまるか、考えてみてほしい。
②だったら、軌道修正した方がいい。
①と③は人に迷惑をかけないのであれば、そのまま続けるべき。
④なら、ぜひ続けていってほしい。
ぼくも、これを基準にして
自分の行動を改めていきたいと思う。
(今思いついたので)