A部長、B課長、私の並び。
仕事のやり方について、はじめにB課長からアドバイスをもらった。
その後、A部長からアドバイスをもらった。
個人的には、B課長の意見がいいと思った。
そして、それを採用することにした。
仕事を終えると、何やら不穏な空気。
B課長に聞くと、「A部長の言ったこと守らなかったろ」と。
どうやらA部長が、アドバイスを無視したことに不服だったようだ。
B課長には、「会社という組織は、階級が上がるにつれて責任が重くなる。その分、言葉の効力も強くなるんだ。たとえAよりもBの意見がいいと思っても、Aに従うのが会社員の基本。」と言われた。
そして、「若手のうちは信頼関係ができていないから、自分勝手に進めても評価されにくい。基本に忠実に仕事をこなしていき、信頼関係ができあがってきて初めて自分の意見を主張すべき。お前はまだ早い」と。
これを聞いた正直な感想。
「確かに」。
改めようと思った。
何事も、時間をかけて評価されていくもの。
「人の評価なんか関係ない。実力だ。」と思いかけたが、
実力を決めるのも「人間」。
評価が実力なのだ。
ここで、疑問が生じる。
「それは、会社に搾取されている典型例ではないか?」
会社とは、従業員をいかに思い通りに扱い、適度なやりがいと昇給ののち、定年まで勤め上げさせるかが、盛衰を左右する。
この例でも分かる通り、
私もまんまと上司に従わされている。
ただ、搾取されることが間違いでもない。
どんなに我を通して成功している人でも、過去に辛い搾取があったはずなのだ。
被搾取の経験をしたら、起こす行動が変わる。
「ダラダラ生きなくなる」のだ。
それは物理的に、寝る時間を削るとか、お菓子を食べないとか、そういうことではない。
①搾取される側にいる理由は、「経験値が少ないから」だということに気がつく。
②経験を増やすためにすべきことを考える。
③興味のあることを洗い出して、色んなことに手を出す。
④開始時期はバラバラでも、継続していけば経験値がたまる。
⑤それぞれに少しずつ結果が出始める。
⑥マルチプレイヤー(様々なことを器用にできる人)になれる。
…この流れが見えてくるのだ。
そうと分かればやることは、
「新しいことを何個も始める」ただ、それだけだ。
私は、被搾取を経て、これに気づけたのだ。
これに関しては、「自分を正当化してるだけ」でも構わない!
もちろん、
「搾取され続けたらメンタルが保たない」
「イライラしながら生き続けるのは苦しい」
と思うだろう。というか、絶対思う。
だからこそ、
新しいことを始めるのだ。
気分もリフレッシュするし、何個も掛け持ちしていれば、どれかはうまくいくものだ。
本業で落ち込んでも、副業や趣味で成功したらプラマイゼロになる。
嫌なこと1つだけを見つめて愚痴るよりよっぽど成長できるし、メンタルにもいい。
あのとき、リスクをとって挑戦してよかった。
A部長の言うことを聞いていたら、いつまでも「なんでこいつの言うこと聞かなきゃいけないんだ」と愚痴り続けていただろう。
でも、これに気づいた後にA部長から何か言われたとしたら、それはやる気を失うからやめてほしい。
せっかく自分で気づけたのだから、そっと見守っておいてほしい。
ただ、実直に、粛々と、
新しいことをスタートさせていけばいい。
そして、迷ったら
リスキーな挑戦もまた、選択肢としてアリだ。
ただ、今日のことは解決したので、
一旦忘れます。酒飲みます。🍻