会社には搾取されるけど、
逆に利用し続けて信頼を勝ち取るという戦略があることがわかった。
でも、個人にもメリットがある。
会社員に必要な「信頼」とは、
上司に対するもの。
“お客様のために”というのを一番考えなければいけないのは、会社員よりも社長。
そのため、やりたいことがあっても、
すべて上司が責任をとる代わりに、
すべて上司に従わなければいけない。
反面、経営者や個人に必要な“信頼”とは、
お客さんに対するもの。
すべて自己責任である代わりに、
すべて自分が思ったようにカスタマイズできる。
どっちが大変でも、どっちが楽でもない。
同じくらいのストレスがかかるはずだ。
じゃあ、なぜ経営者や個人が難しそうに感じるのか。
…考える量が多いからだ。
福利厚生、税金、収支、商品デザイン、ワークスペースの家賃…
これらを全て1人、またはお金を払って税理士やコンサルを入れて考えている。
会社員はどうか。
与えられた仕事についてだけ考えたら、
生活できる仕組みになっている。
…かなり楽だ。
その楽さが、幸せにつながっているのなら、
あなたは会社員で居続けた方がいい。
でも、俺は違う。
考える苦しさがあっても、自由であること以上に幸せなことはない。
自分の幸せの定義を、
今一度考える節目に差し当たっている。