年収とは、
「相対的な人間力」である。
各個人がどれだけ能力を持っていて、
人を惹きつける魅力を纏っていて、
「生きる」意志があるかというのが、
年収に現れる。
自給自足の生活をする賢者も
もちろん存在する。
ただ、彼らにあるのは
「絶対的な」人間力だ。
人の良さと、稼ぐ能力は違う。
稼ぐためには、社会的な評価も必要なのだ。
会社員はなぜ、毎年一定の額しか、
給料が上がらないのか。
それは、会社にいる限り、
自分の能力をある程度抑えつけていて、
努力も、経営者や自営業者より足りないから。
自分で考えることを放棄して
楽をしているんだから、
そこに不満を言うのは矛盾している。
不満を言う程度なんだから、
その給料は身の丈にあっているだろう。
楽をして不満を撒き散らすような奴らと
一緒になりたくない。
だから、会社員の自分は
会社に不満を言う前に
努力で幸せを勝ち取りたい。
年収は、信頼の量。
がっつり稼いだら、
幸せになってほしいと思える人に
分け与えてあげたい。
金で好感度を得るんじゃない。
根本を辿れば、
人間力が人の幸せを作っているのだ。