上司「○○って言い方したら、あの人は△△って思って怒るからやめな。
考えればわかるでしょ？もっと人のこと考えろ」
自分「すみません。（はい、今から見下します）」
それを失礼だと感じるかどうかは、人によるので、
ある発言をして
Aさんがイライラしても
Bさんに同じことを言ってもイライラしない可能性は十分にある。
「怒るからやめな」という人は
その人自身が、それを言われて怒る人なのであるから、
この上司の発言のウラにある本心は
「俺に同じようなことするなよ！」なのだ。
ワガママ自体は良いのだが、
その人自身がブレブレだと従いたくなくなる。
この上司の場合は
「人のこと考えろ」と言っているのに
自分のことを最優先しているため、
こちらとしては
「あんた何言ってんだよ」という状態。
自分を優先したいなら
「人のこと考えろ」なんていわなきゃいいのに。
バカなのかな？
そう思いかけたが、
あることに気がついた。
上司は、あえてバカを演じているのだ。
私に
「世の中にはこんなどうしようもない大人がいるんだぞ、俺のように」と
教えてくれていたのだ。
これは、すごくありがたい。
感謝すべきだ。
だって、こんなにも身を挺して自分を犠牲にしてまで
指導してくださっているのだから。
こんな人はなかなかいない。
相当な仏の精神を持っている。
尊敬する。
こんな人間になりたい。
でも、見下しはします。
…もちろん、建前上の話ですよ。
当たり前じゃないですか。
みんなの前では「さすがっす。」って言いますよ。
でも、上司先生の教えの通り、
矛盾したことを言うような人間にはならないようにします。
あなたの言動はすべて、反面教師にさせていただきます。
教えてくれてありがとうございます。
私の周りには
まさか本気で
「人のこと考えろ」なんていう人はいないですよね。
まさかね、そんなこと、言えない。
いたとしたら、めちゃくちゃバカにしますよ。笑
今、私の周りには
あえて矛盾した人間を演じてくれている
師匠達がたくさんいらっしゃるので、
それらも全部、反面教師にさせていただいています。
大変勉強になっています。
ありがとうございます。
ほんと、出会いに感謝ですね。
…ちょっと泣いてきます。（うそ）
